しわ・たるみのメカニズムと自宅でできるリフトアップ方法

この記事を書いた人:イルチ

「私こんなにところにシワできたっけ?」

あるいは

「何か顔大きくなった気がする。。もしかしてたるんでる??」

或る日突然気になり出すシワやたるみ。。。

気になりだすともう止まりません。

今回はシワ・たるみのメカニズム

年齢を重ねるごとに、皮膚脂肪の新陳代謝が悪くなり皮下脂肪が肥大化し始めます。
同時にコラーゲンやエラスチンなどお肌を土台から網目状に支えている繊維などの生産が減少することでお肌は緩んで老化します(たるみ)。
皮膚の表皮にあるセラミドや真皮層にあるヒアルロン酸などもにある減少するのでお肌の保湿力が落ちて乾燥が進みます。

また、筋肉や骨などの支特組織の衰えも原因の一つになり繰り返される表情によりシワができ始めます。

皮膚には再生機能がありますが、紫外線活性酸素によるダメージや老化で、
真皮にある弾力・ハリ繊維(コラーゲン、エラスチン、間に入っているヒアルロン酸)の変性が起き、シワやタルミとなって現れます。

ちょうど、ゴムが古くなってくると、伸びきったまま戻らない状態と似ています。しかし、皮膚には再生能力があるので、体の内側、外側から補う事によって、進行を遅らせることは可能です。

自宅でできるセルフケア

『しわ・たるみ』から守る防衛策!5つポイント防御

その1紫外線を大量に浴びない

紫外線は、皮膚のターンオーバーを狂わせ、結果メラニンが異常事態から守ろうと異常発生する事が、シミやそばかすの原因です。

しかし、真皮層のハリ弾力繊維(コラーゲン線維やエラスチン線維)線維を変形させたり、断ち切ったりしてシワやタルミの発生の原因となるので、紫外線は百害あって一利ナシなのです。

防御その2無理なダイエットをしない

皮下脂肪が急激に減ると、余った分の皮膚はたるみになるのです。また、リバウンドで太ると、皮下脂肪が増え、それを覆う皮膚が伸びて、元に戻りにくくなります。太ったりやせたりの繰り返しは皮膚を老化させ、たるみを加速するので要注意です。

防御その3乾燥させない

肌が乾燥すると皮膚の新陳代謝が悪化し、古くなった角質がはがれ落ちにくくなります。エラスチンやコラーゲンをつくる細胞の活動も鈍り、皮膚の弾力性が失われます。保湿を心がけ、冷暖房による乾燥にも注意が必要です。

防御その4むくみを予防する

むくみとは、組織の中に余分な水分や老廃物が溜まった状態です。むくみを繰り返していると皮膚の弾力線維は伸び、重力の影響でたるみの原因になるのです。マッサージなどで、リンパの排出を促しましょう。

防御その5バランスの良い食生活

たるみを防ぎ、皮膚を若々しく保つためにはバランスの良い食事が必要です。コラーゲンの生成やエラスチンの機能強化にはビタミンCが必須であり、皮膚の新陳代謝を助けるビタミンB群、細胞の材料となるタンパク質も欠かせません。
『シワ、たるみ』は20代後半から自然と始まります。
しかし、進行を遅らせることは可能です。

 

では早速悩みのシワ・たるみを解消するマッサージ方法をご紹介致します!

たるみやシワを防ぐ、表情筋リフトアップマッサージ

・大人女性の一番の悩み「目の下のシワ」のマッサージ

目元の皮膚は他の顔の部分と比べて3分の1ほどの薄さ。
マッサージをする時は必ずたっぷりとアイクリームを使用してください。

また刺激がくすみになるので力は入れないでください。

返って逆効果になるのくれぐれもご注意を。

・ アイクリームを指先に取り、体温で少し温めて伸びやすくします。
・ クリームを目の周りに塗布します
・両中指を両目頭に置きます
・上瞼目頭→目尻と指で優しく撫で今度は下瞼目尻→目頭に移動させます。

その後目の疲れを取る目のツボを刺激し血行を促進させます。

・攅竹(サンチク)
・瞳子りょう
・絲竹空(しちくくう)

・口元のシワは目元のシワより老けて見える!?口元のマッサージ

シワのマッサージをする時は必ず保湿をしてから行ってください。また摩擦によってシワが悪化するので注意してください。

・クリームを指先に取り、体温で少し温めて伸びやすくします。
・中指を口のくぼみに置き鼻の下まで半円を描くように滑らせます。口角の横にあるシワに関係するツボである「燕口」を軽く刺激します。×3セット
・手を法令線に沿わせてゆっくりと耳まで滑らせ耳の裏を通り鎖骨まで伸ばします(リンパを流す)。×3セット

やつれてる!?おでこのシワマッサージ

摩擦はシワを悪化させるので必ずクリームを充分に塗布してからマッサージを行ってください。

1 4本の指を眉の上に当てます
2 シワを伸ばすように髪の生え際まで5秒かけゆっくりと上へ引き上げます(この時力一杯無理に引っ張るのはやめてください) ×3セット

次に額のシワに関係する頭部を揉みほぐします
1 両手の指を頭頂部に置き、ゆっくり上へ引き上げ、ここで15秒キープ
2 手のひらの手首に近い部分で耳の上をゆっくり押し上げ、ここで15秒キープ
3 頭頂部で両手を組みそのまま頭を挟んだ状態で15秒キープ

今度は自宅で行えるたるみ対策表情筋エクササイズ

滞ったリンパの流れをや血流の流れを改善し、筋肉に働きかけるマッサージが、顔のタルミやシワを防ぎます。

表情筋とはその名の通り喜怒哀楽など表情を作る際に使われる筋肉のことです。顔面部、頭部、首の一部にあります。通常の筋肉(横紋筋)が骨と骨を結び関節を動かすためにあるのですが表情筋は皮膚にくっついているのが特長です。たるみに関係する表情筋は下記で是非覚えておきたい5つ

覚えておきたい表情筋

表情筋写トレーニングはここに効きます

1前頭筋(ぜんとうきん)
眉の上から伸びている筋肉で眉毛を上げる時に使われ、ここが衰えると額に横ジワが入ります。

2眼輪筋(がんりんきん)
目の周りを囲んでいる筋肉で、目の開閉させる働きがあり、ここが衰えると目尻のシワや上下まぶたにたるみが出ます。

3頬骨筋(きょうきん)
上下顎関節から口角まで伸びている筋肉で、口角を上げる働きがあり、ここが衰えると口角が下がり、下瞼のたるみを助長させてしまいます。
また顎の骨と口輪筋とも繋がっているのでフェイスラインにも関係しています。頰全体を引き上げる小頬骨筋、口角を引き上げる大頬骨筋が衰えると法令線ができやすくなります。

4笑筋
笑顔を作る時に口を横に引っ張り口角の皮膚と顎の皮膚ともつながっている筋肉です。

5口輪筋
唇の周りの筋肉。口元の様々な動きを作りだします。ここが衰えると口元のたるみ(法令線など)・シワができます。

たるみ解消エクササイズ

目元のたるみ
1 眼輪筋全体のエクササイズ
・ 目を軽く閉じます
・ ゆっくり5秒かけ目をギューと閉じていき閉じきるちょっと手前をキープ(5秒)
・ ゆっくり目の力を抜きます
・ 5秒かけてゆっくり眉全体を持ち上げて目を大きく見開きます
・ 目を見開いたまま5秒間キープし、ゆっくり元に戻します      ×3セット

2 上瞼のたるみがきになる人は上瞼部分を鍛えましょう
・ ゆっくり5秒かけ眉を上へ上げていきます
・ 眉を上げたまま5秒間キープします
・ ゆっくり5秒かけ上まぶたを下まぶたに近づけます。目が閉じる手前で5秒間キープ
・ ゆっくり元に戻します  ×3セット

下まぶたのたるみがきになる人は下まぶた部分を鍛えましょう
・ 口を「お」の形にして鼻の下を伸ばします
・ そのまま目線を上に向け目の下を伸ばします。
・ 一番伸びきったところで5秒間キープします
・ ゆっくり元に戻します            ×3セット

口元のたるみのエクササイズ

口元に下記のサインが現れた人は要注意!エクササイズを始めるタイミングかもしれません

・頰の毛穴が楕円形に目立ってきた
・法令線がハの字にくっきりしてきた
・フェイスラインがぼやけてきた
・顔が大きくなってきた気がする

早速口元のたるみのエクササイズを紹介します。

注意!)人によって口元は骨格の関係によって「エクササイズのしすぎ」逆にシワが目立ってしまう人もいるのでくれぐれもエクササイズのよりすぎには注意し、決められた回数で行ってください

口元のたるみは上記で説明した通り口輪筋と頰骨筋が関係します

口輪筋のエクササイズ


まず割り箸を用意します
・橋を横にして前歯でくわえ唇を閉じます
・上下の唇をつけてまま、唇をできるだけ横に引きます
・唇は閉じたまま口角だけをできるだけ上にあげ笑うように5秒間キープします。 ×5、6セット

慣れるまで鏡で見ながら行うこと良いでしょう。

頬骨筋のエクササイズ
・口を縦に伸ばします
・口の中で舌を伸ばし右頬を押す(10回)
・反対の頬も2と同様に行います (10回)

慣れるまで鏡を見ながら行ってください

笑顔がぎこちなくなっている人は笑筋のエクササイズ
・上下の前歯を軽く噛み合わせて自然な形で口を閉じます
・5秒かけゆっくりと口角を真横外側に引いていき、充分に引いたところで5秒間キープします
・5秒間かけゆっくり元に戻します

慣れるまで鏡を見ながら行うと良いでしょう。

おでこのシワやたるみにお悩みの方!目をぱっちりさせたい人も!前頭筋のエクササイズ
・おでこに手のひらを当てます
・そのまま眉毛を上げて5秒間キープします
・力を抜き元に戻します     ×5セット

自宅でも出来るシワたるみ対策のまとめ

・シワ、たるみのメカニズムを知ることが対策の決め手になる
・シワ、たるみ防御の5ポイント
・シワ対策はマッサージ
・たるみに関係のある表情筋は5つ
・たるみ対策には表情筋エクササイズ
・悩み別表情筋エクササイズの方法