オーガニックコスメ・イルチ

オトナ肌の
処方箋

シミに効くと評判の成分

この記事を書いた人:吉良 裕子

日焼け後のシミ、憂鬱ですよね。

どんなにUVケアをしても、うっすら出てくるシミ。メラニンはどうして作られるのでしょうか?

シミやくすみの主な原因、お肌の「メラニン色素」。

紫外線によってこのメラニン色素は生成されます。

メラニンの仕組み

メラニンというのは、お肌の防衛隊

メラニンをつくりだすのは、表皮の底(といってもお肌の表面からわずか0.2mm)の部分にある「基底細胞層」

にある「メラノサイト」という色素細胞です。
お肌が皮膚ガンの原因となりうる有害な紫外線を浴びると細胞への破壊力を察知し、
それを避けるためにそれ以上奥にダメージが進まないように、メラニン色素という物を
作って奥への侵入と新しい細胞を破壊されることを防衛します。
だからメラニンは必ずしも悪いものではなく、あなたのお肌を危険から守ってくれる防衛隊なのです

この大切なメラニンの生成を抑える効果のあるシミやそばかすに効く主な美白成分「ビタミンC誘導体」について

勉強していきましょう。

ビタミンCは、正式にはアスコルビン酸と呼ばれており、美白には欠かせない成分です。

でもビタミン誘導体ってなに?という疑問があるかと思います。

ビタミンC=アスコルビン酸は単体ではお肌に浸透しません。そこで
浸透しやすいユニ手を加えたのが、ビタミンC誘導体です。

ですので、化粧品に入っているビタミンCは、全てこのビタミンC誘導体のことです。

ビタミンC誘導体は、水に溶けるタイプ(化粧水などに添加されているもの)と油に溶けるタイプ(オイルや油分の
高いクリーム)とその両方の特性をもつ進化型と3タイプあります。


水溶性ビタミン誘導体


アスコルビン酸(ビタミンC)に
リン酸とナトリウムを結合させて水に解けるようにしたビタミンC誘導体

単体だと肌に浸透しないので、アスコルビン酸は、
ビタミンC誘導体にすることで肌に浸透していき、
角質層の奥でビタミンCに代謝され、メラニンを抑える効果を発揮します。

リン酸アスコルビルMg

ビタミンCにリン酸マグネシウム塩を結合させたビタミンC誘導体。

体内にある酵素「フォスファターゼ」の働きにより、すぐにビタミンCに代謝する

【化粧品表示名】
アスコルビン酸グルコシド(AG)

【特徴】
ビタミンCにグルコース(ブドウ糖)を結合させたビタミンC誘導体。
製剤中での安定性が高く化粧品に多用されるがヒト皮膚内にはグルコシド
(糖)を分解する酵素がほとんどないため、ビタミンCの誘導体としては効果が弱い
別名:L-アスコルビン酸-2グルコシド

■油溶性ビタミンC誘導体


【表示名】
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(別名テトラ2-へキシルデカン酸アスコルビル)

【特徴】
油溶性のビタミンC誘導体で、油溶成分にもよく溶け、皮膚とのなじみが良いため
使用感がよく、美容液やクリームなどの油脂が高い化粧品にも配合でき、浸透がゆっくりのため
使いやすいです。
ビタミンCにイソパルミチン酸(2-ヘキシルデカン酸)を結合させて安定性を高めたビタミンC誘導体。
ゆっくりとビタミンCに変換される。

■両親媒性ビタミンC誘導体
【化粧品表示名】
パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)

【特徴】
ビタミンCにリン酸基とパルミチン酸基を結合させた、新型ビタミンC誘導体。水溶性と油溶性を両方もちあわせ。
浸透性に優れ、皮膚内にある酵素「フォスファターゼ」と
「エステラーゼ」の2種類の酵素により、ゆっくりと体内でビタミンCに変わっていきます。
別名;APPS/アプリシエ


以上がシミに効く美白成分のビタミンC誘導体でした。