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くすみがなくなれば、15歳は若見え 飲み会の翌日や寝不足の朝はびっくりするくらい顔全体がくすんでいる時がありませんか?
顔色が沈んで見えたり、暗い印象で実年齢より老けて見えたりがっかりすることはあったり。
疲れて見えたりやつれて貧相に見えたり、メイクのノリも悪くて気分まで落ち込みますよね。
そもそもお顔の「くすみ」とは何でしょうか?
くすみの原因と解決法を一緒に勉強して行きましょう。
くすみには様々なタイプとその原因やアプローチ方があります。
顔のクスミとは
肌色が暗く、沈んだ感じになる「クスミ」ですが、原因である 「糖化」 「カルボニル化」 について解説したいと思います。
最近よく耳にするようになった「糖化」ですが、どう言う意味でしょうか?
糖化というのは、「酸化」と似ている老化現象の一つです。
まず身体の中でタンパク質と余分な糖分がくっついて細胞を劣化させてしまう物質を生成してしまうことを言います。
この老化物質というのが正式には、AGEs(後期糖化生成)と呼ばれ糖尿病やアルツハイマーなども引き起こす原因とも言われています。
タンパク質と結合するので、お肌や髪の毛などに糖化が起きると直接的に細胞レベルで劣化させて変性させてしまうという恐ろしい悪影響があるのです。
糖化の原因は、
1.糖分の取りすぎ(炭水化物を含む)
2.ストレス
3.睡眠不足
などがあげられます。またタンパク質が不足した食生活も糖化を増長させます。
「黄ぐすみ」はこの糖化が原因で引き起こされるとも言われています。
次に聞きなれない 「カルボニル化」とはなんでしょうか?
最近の資生堂の研究によって明らかになったカルボニル化ですが、 加齢とともに、肌色が薄いピンクか黄色が強く変色していくという現象ですが、この原因としてメラニン色素と血流がこの黄ぐすみに大きく関係があるとの事です。
糖化が体内のタンパク質と糖の結合によって引きおこされる細胞の劣化ですが、「カルボニル化」は、たんぱく質と脂質の分解物の結合によって起こります。
そしてカルボニル化の方がより毒性が強い老化物質であるという事。。。
カルボニル化はとくに40代以降に増える傾向がありますが、糖化やカルボニル化が原因の「黄くすみ」にならないためにはどうしたらいいでしょうか?
生活習慣とスキンケアの両方からアプローチしましょう。
①食事方法
まず、腹8分目で、よく咀嚼すること、ゆっくり食べることが基本です。咀嚼は、顎の筋肉を大きく使って何度もゆっくりと噛むことです。 早食いの人は要注意。最低でも20−30分かけて、一口30回は噛むようにしましょう。
最初は数を数えた方が効果的です。 食べる順番も大切。血糖値が急に上昇することを防いでくれます。
GI値=糖質が低い順から食べ始めることが大切です。 糖質が高い食べ物は、ご飯やパンだけではなく、芋類、果物も要注意です。 ⑵糖化やカルボニル化を防ぐ食べ物は、基本的に「抗酸化作用があるもの」と同じです。
まずは、抗酸化作用を持つ栄養素を摂ることが大切です。 主な抗酸化作用のある栄養素として、ビタミンCやビタミンEあげれれます。 他にもカテキン・アントシアニンなどのポリフェノール類、β-カロテン・リコピン・ルテインなどのカロテノイド類などがあります。
これらの栄養素が豊富に含まれている食材をバランスよく摂取することで、過酸化脂質を抑えることが可能となります。 3 上質な脂肪酸を摂る • 飽和脂肪酸は、 • 動物性脂肪:バターなど • 植物性脂肪:ココナッツ油、やし油 • 一価不飽和脂肪酸:オリーブ油、紅花油、ひまわり油 • n-6系脂肪酸:大豆油、コーン油、サフラワー油 • n-3系脂肪酸には、エゴマ油、アマニ油 これらの脂肪酸をバランスよく取ることが重要
②デトックス
糖化を防ぐおすすめデトックス茶 クスミや糖化を防いでくれるのは、AGEs(エージーイーズ。糖化の過程で発生する物質)を抑制したり、 分解してくれる働きのあるお茶をピックアップして見ました。 甜茶(てんちゃ) 花粉症やアレルギー性鼻炎などに効果があると言われている甜茶(てんちゃ)には抗抗炎症作用のほか、抗糖化 作用も期待されています。
ドクダミ茶 北海道を除く日本全国日本中どこでも生えている、とても生命力の強い野草であるドクダミ。
「十薬」という生薬名です。 デトックス効果が高い野草なので、花粉症やアトピー性皮膚炎にもいいと言われています。
加えて利尿作用もあることからクエルシトリンなどのポリフェノール類がAGEsの生成を抑え 体内から排出を助けます。
グアバ茶 グァバ茶に含まれる成分であるポリフェノールには 糖の吸収をおだやかにし、血糖値の急激な上昇を抑えます。 ルイボスティー 抗酸化成分であるSOD(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ) という活性酸素を除去する酵素が含まれています。
この抗酸化力を借りてAGEsを 体内から排出してくれるんです。 柿の葉茶 昔から「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるように、 柿はレモンの約10倍のビタミンCを始め、、ポリフェノール、 タンニンも豊富です。特に柿の葉に含まれるビタミンCは熱にも強いので 熱いお茶からでも摂取できます。
③ストレス管理と良質な睡眠
ストレスとは無縁な生活はなかなか送ることはできません。
できるだけ上手にストレスと付き合い、リラクゼーションを上手に取り入れることが重要。 また良質な睡眠は美容と健康には必須です。
④適度な運動
運動すれば糖を消費でき、また筋肉がつくことで代謝が高まります。
スキンケア的アプローチ
紫外線
紫外線はかルボニル化最大の原因です。
ですので、紫外線対策は必須。
年間を通して、UVケアをすることはもちろん、 春・夏は日傘や帽子、サングラスなどでさらなる紫外線対策を強化して。
そしてメラニンをお肌に残しておいてはダメ!
正しい洗顔とお肌の水分補給でメラニンを排出する肌環境作るが大切です。 以上が老け顔の原因であるくすみ、特に「黄ぐすみ」の原因と対策でした。